写メ日記
心がほどけて満たされた夜
2025/11/14 17:09:26
関西に出張のとき
それも今日みたいに若い人達と泊まっているホテルが違うときにしか呼べないから、もう夜も遅かったけど久し振りにオシリーナを呼んでみた。
オシリーナとの最初の出逢いは3月の神戸。
僕の誕生日のちょうど1週間後。
そして大切な妹を失った2週間後。
そんな詳しいことはオシリーナには話してなかったけど、「妹との別れがあってバケツ半分ほど泣いた」と言ったことを覚えていてくれた。
そして僕が話した救命救急医療の先駆者で東京大学名誉教授の矢作直樹氏の著書を
「読みたかったのになかった。
お医者さんなのに見えない世界のこと信じてる人、興味あったのに…。」
と残念そうに話すオシリーナの様子を見て
一期一会かもしれない(いや、むしろその方が多い)デリヘルでの出逢いで、こんなに気持ちに寄り添ってくれていたんだと感じ、心がほどけた。
次はいつ関西で時間を取れるか分からないけど、オシリーナに矢作直樹先生の本を持って行ってあげよう。
そう思って眠りについた神戸の夜。
※この物語はフィクションとノンフィクションを織り交ぜたファンタジーです。


