写メ日記
水始めて涸るる
2022/10/05 05:42:11
おはようございます。
そろそろ気温の方も、10月らしくなってくるようです。
10月3日〜10月7日、七十二候では「水始めて涸るる」となります。
田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころです。
黄金に色づいた稲穂が風に揺れる風景には、何ともいえない美しさがあります。
また、たわわに実った稲穂を見ると、収穫の秋の真っ只中にあることが実感できます。
この頃からイチョウの葉が黄色く染まり、丸い実をつけます。あの特有の匂いがする外皮を除くと、硬い殻に包まれた果肉が出てきます。
それが銀杏です。
居酒屋メニューにある塩炒り銀杏、好きなんです。パリっと皮を剥いて、塩をつけて食べた時の食感がたまりません。
パクパク食べていると、「そんなに精をつけてどうするの?」とよく言われます。
銀杏に含まれるアルカロイドには、強壮作用があるそうです。
また、艶々した常緑の葉に、橙色をした小花がたくさん咲き始めます。金木犀です。
金木犀は、古くからジンチョウゲ、クチナシとともに「三香木」として知られています。
原産地の中国では「千里先まで届く」と例えられるほど、その芳香だけで秋の訪れを知らせることができる花だといわれています。
うっとりと酔わせる芳香と、小さくて可憐な奥ゆかしい花をつける金木犀には、「初恋」という花言葉がよく似合います。
咲くと一週間足らずで、それどころか雨や風に当たれば咲いてすぐでも、ハラハラ落ちてしまいます。
地面はオレンジの花々が散り敷かれたようになります。それでもまだ甘く香っています。
そのオレンジ色に輝く絨毯に一歩足を踏み入れると、甘く爽やかな秋のはじまりと、ほのかな初恋の香りを感じます。
収穫の喜びだけでなくロマンチックな秋となりそうです。
今日も、素敵な一日になりますように!
そろそろ気温の方も、10月らしくなってくるようです。
10月3日〜10月7日、七十二候では「水始めて涸るる」となります。
田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころです。
黄金に色づいた稲穂が風に揺れる風景には、何ともいえない美しさがあります。
また、たわわに実った稲穂を見ると、収穫の秋の真っ只中にあることが実感できます。
この頃からイチョウの葉が黄色く染まり、丸い実をつけます。あの特有の匂いがする外皮を除くと、硬い殻に包まれた果肉が出てきます。
それが銀杏です。
居酒屋メニューにある塩炒り銀杏、好きなんです。パリっと皮を剥いて、塩をつけて食べた時の食感がたまりません。
パクパク食べていると、「そんなに精をつけてどうするの?」とよく言われます。
銀杏に含まれるアルカロイドには、強壮作用があるそうです。
また、艶々した常緑の葉に、橙色をした小花がたくさん咲き始めます。金木犀です。
金木犀は、古くからジンチョウゲ、クチナシとともに「三香木」として知られています。
原産地の中国では「千里先まで届く」と例えられるほど、その芳香だけで秋の訪れを知らせることができる花だといわれています。
うっとりと酔わせる芳香と、小さくて可憐な奥ゆかしい花をつける金木犀には、「初恋」という花言葉がよく似合います。
咲くと一週間足らずで、それどころか雨や風に当たれば咲いてすぐでも、ハラハラ落ちてしまいます。
地面はオレンジの花々が散り敷かれたようになります。それでもまだ甘く香っています。
そのオレンジ色に輝く絨毯に一歩足を踏み入れると、甘く爽やかな秋のはじまりと、ほのかな初恋の香りを感じます。
収穫の喜びだけでなくロマンチックな秋となりそうです。
今日も、素敵な一日になりますように!