おはようございます。
先日の食事会は、中華料理でした。

　広い中国、ひとくちに中華料理と言っても、さまざまな料理があります。
その土地に合った食材や調理法が地域によって発展し、さまざまな料理が生まれました。
その中でも、広東、四川、上海、北京は４大中国料理と呼ばれています。

　私が行ったお店は、広東料理。
「食は広州にあり」、この言葉に表されるように、食材に恵まれた美食の中心地、広東。
味付けは素材の味を活かし、あっさりとした料理がほとんどでした。
フカヒレスープに揚げ物、チリソース、八宝菜など、お馴染みの中華料理でしたが、それぞれが広東風にアレンジされていました。
鯉料理もなかなか美味しかった！
日本人に合うように工夫されているところがいいなと思いました。

　一方、四川料理は、体を温め食欲を増進させるスパイシーな料理が多いです。
麻婆豆腐や坦々麺、海老のチリソース煮がよく知られています。
　また上海は、海に面した地域です。
ですから上海料理は、海産物を使った料理が多く見られます。醤油の産地でもあるため、醤油を活かした濃厚な味の料理も人気です。

　最後に、北京料理。
北京は都があったため、各地方からの料理が入ってきています。その中から洗練された淡白な宮廷料理が生まれました。
北京ダックも美味しいですが、一度は食べてみたい、満漢全席を！
値段は、すご〜く高いです。
でも、3日ぐらいかけて食べる料理だとか。

　今日も、素敵な一日になりますように！