写メ日記
ニシン蕎麦
2022/10/24 05:48:41
おはようございます。
秋の夜長、蕎麦の本を読んだせいもあったのか、蕎麦が食べたくなりました。
ちょうどいただいた蕎麦があったので、昨日、遅めの夜食となりましたが、蕎麦を作りました。蕎麦好きですが、なかでもニシン蕎麦が一番好きです。
なので、いつでもニシン蕎麦ができるように、ニシンの甘露煮はだいたい家にあります。
ニシン蕎麦は、京都が発祥とされています。
その歴史は古く、1882年(明治15年)にまで遡ります。
まわりに海がなかったため、京都には新鮮な魚はまずありませんでした。なので、保存に適したように加工する技術で、魚を加工してタンパク源として食していたそうです。
身欠きニシンは、そのうちのひとつです。
この身欠きニシンを何とか蕎麦と合わせることはできないかと考え、試行錯誤を重ねた結果、ニシン蕎麦が完成したそうです。
身欠きニシンは、良質なタンパク質が豊富で、ビタミン、ミネラルのバランスがとれた食材です。これを健康食材である蕎麦と合わせることで、さらにバランスのとれた食事となります。
ニシン蕎麦の具は、甘辛く炊いた「棒炊き」と呼ばれる身欠きニシンの甘露煮のみ。これに刻みネギをのせて食べます。
久しぶりに食べたニシン蕎麦は、薄味の出汁に、身欠きニシンの脂がとけ出して、独特の深いコクを生み出していました。
甘辛いニシンの身が、淡白な味わいの蕎麦とよく合います。
蕎麦は自らを主張しません。そんな淡白さに対してニシンはまるで正反対のしつこさと精力的な味わいを持っています。
それがかえって、蕎麦とうまく調和するようです。
蕎麦もニシンも、「奥深い渋さ」という美に徹しているのがニシン蕎麦ではないかと思います。
何だか、侘び寂びを感じる蕎麦のようです。
今日も、素敵な一日になりますように!
おはようございます。
秋の夜長、蕎麦の本を読んだせいもあったのか、蕎麦が食べたくなりました。
ちょうどいただいた蕎麦があったので、昨日、遅めの夜食となりましたが、蕎麦を作りました。蕎麦好きですが、なかでもニシン蕎麦が一番好きです。
なので、いつでもニシン蕎麦ができるように、ニシンの甘露煮はだいたい家にあります。
ニシン蕎麦は、京都が発祥とされています。
その歴史は古く、1882年(明治15年)にまで遡ります。
まわりに海がなかったため、京都には新鮮な魚はまずありませんでした。なので、保存に適したように加工する技術で、魚を加工してタンパク源として食していたそうです。
身欠きニシンは、そのうちのひとつです。
この身欠きニシンを何とか蕎麦と合わせることはできないかと考え、試行錯誤を重ねた結果、ニシン蕎麦が完成したそうです。
身欠きニシンは、良質なタンパク質が豊富で、ビタミン、ミネラルのバランスがとれた食材です。これを健康食材である蕎麦と合わせることで、さらにバランスのとれた食事となります。
ニシン蕎麦の具は、甘辛く炊いた「棒炊き」と呼ばれる身欠きニシンの甘露煮のみ。これに刻みネギをのせて食べます。
久しぶりに食べたニシン蕎麦は、薄味の出汁に、身欠きニシンの脂がとけ出して、独特の深いコクを生み出していました。
甘辛いニシンの身が、淡白な味わいの蕎麦とよく合います。
蕎麦は自らを主張しません。そんな淡白さに対してニシンはまるで正反対のしつこさと精力的な味わいを持っています。
それがかえって、蕎麦とうまく調和するようです。
蕎麦もニシンも、「奥深い渋さ」という美に徹しているのがニシン蕎麦ではないかと思います。
何だか、侘び寂びを感じる蕎麦のようです。
今日も、素敵な一日になりますように!