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夏の新そば

2022/08/13 06:21:13

 おはようございます。
少し涼しげな風にあたりながらのウォーキング、久しぶりに月が見えたのはちょっと得した気分でした。
 昼間のうだるような暑さに身体が耐えかねたのか、嗜好がちょっと変わりました。
夏でもコーヒーはホット、そしてそばは熱いそばと決めていたのですが、とうとうアイスコーヒーとざるそばになってしまいました。
やはり、体が冷たいものを欲しているのでしょうね。

 デパ地下の麺類コーナーで、いつも買う十割そばを探していました。
置き場所が変わったのか品切れなのかなかなか見当たらず、ウロウロしていたところ、「新そば」がいくつか並んでいるのを見つけました。
新そばといえば秋のイメージなので、ちょっと早いのでは?と思いましたが、調べてみると、夏の新そばと秋の新そばがあるということを知りました。

 ちょっと思っていたより早い新そば、おそらく美味しいとよくいわれる二八だったのでしょう。新そばかそれとも十割かと悩みました。
でも結局は、「採れたての新そばならではの香り」とコピーにあるように旬の味わいであるというプレミアム感には、好きな十割でも勝てませんでした。

 夏の新そばは、4〜5月に種をまいて7〜8月に収穫されます。夏新とも呼ばれています。
細切りの半生麺をちょっと短めの時間で茹でました。
茹でているだけでも、そばの香りが漂っていて食べるとさらに香りが高くそば粉の味わいがかなり自己主張しているようでした。
新そばは、そば好きにはたまりません。
太陽の恵みをいっぱいに受けた夏の新そばに、しばらくはまりそうです。

 夏新を楽しんだらまたすぐに秋新です。
やはり旬なものをいただくというのは、とても気分がいいものです。

 今日も、よい一日をお過ごしください。





たった一分間

2022/08/12 07:31:01

 おはようございます。
昨日は、山の日でした。
そんな山の日、車窓から素晴らしい富士山を眺めることができました。
その雄大なロケーションに朝から感激しました。
富士山を見ると幸せな気分になったり、何かいいことが起こりそうな予感がしたりするのが日本人です。私もその例に漏れず、しばらく幸福感に浸っていました。

 富士山の話が出ると、「何合目まで行ったことがある?」とよく聞かれますが、自分でも車でどこまで行ったかよくわかりません。
ただ、毎年、富士山には行っていました。
そして、泊まる旅館はいつも同じでした。
鄙びた小さな旅館でしたが、富士山の裾野のかなり近いところにありました。

 その旅館のお風呂が好きでした。
大浴場と呼ぶにはかなり無理があるような大きさで、5人ぐらい入るのが精一杯でしたが、浴槽の奥が全面ガラス張りになっていて、景色がよく見えるというところをとても気に入っていました。
見えるものは、普通の山の裾にあるような地肌の土に雑草や山の草花、どこの山にも見られるようなものでした。ですが、その素っ気なさに自然の中にいる自分をいつも実感し、心がスッキリとしたものです。

 ずっと「この山は、何という山なんだろう?」と、あまりにも近過ぎて、てっきり富士山のまわりにある普通の山だと思っていました。
お風呂から間近に見える地面、そこから上へと延びるがけのような斜面、この当たり前の山の中の景色が、実は富士山そのものだったことに、だいぶ後になって気づきました。
富士山の裾野にある旅館なので、富士山が目の前にあるのは当たり前といえば当たり前でした。

 よく目にする絵画や写真のイメージが強すぎました。
富士山は、頭を雲の上に出して山頂には積雪、そして青い空に白い雲、全体のイメージカラーはブルーとばかり思い過ぎていたのです。
特別な山ではありますが、それは身近に感じる当たり前の山でもありました。
たった1分間の車窓からの富士山の姿に、懐かしい思い出が脳裏を駆け巡りました。

 今日も、よい一日をお過ごしください。


 

華添へる花

2022/08/11 08:47:32

 おはようございます。
暑い一日のはじまりですが、朝から面白そうなバズニュースを耳にしました。
日清のカップヌードルのシーフードヌードル、お湯を入れて3分待つのですが、タイマー無しでもある方法で3分計れるというのです。
どんな方法かというと、「シーフードヌードル」と180回言うそうです。
何だか、食べるまでに疲れてしまうのでは?と笑ってしまいました。

先日、予約をしたお店に向かうタクシーの窓から、街路樹が見えました。
真っ直ぐと緑のバリエーションで連なる木々を眺めていると、爽やかな気分になってきました。
蒸し暑さのなか不機嫌な顔で歩いている人々とは一線を画したような涼しげな景色でした。

 街路樹が何の木なのかは窓から見ているだけではわかりませんでしたが、主役が入れ替わりはするものの、四季を通じて私たちを楽しませてくれるのでしょう。
そんな中に、気になっていた木がありました。その木は、緑の木々の中にアクセントを添えるようにピンクの花を咲かせています。
ところどころに等間隔に咲く可愛らしい花が、目を楽しませてくれて、心も和ませてくれます。

 このピンクの花は、さるすべり。
漢字で「百日紅」と書きます。
約100日間、ピンクの花を咲かせるということが名前の由来です。
実際には一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるそうです。
「夏バテに 彩り添へる 百日紅」
街路樹に華添へる花、百日紅の愛らしいピンクを観ていると、夏バテどころか心弾む夏になるような気がしてきました。
心にも華を添へてくれるような花です。

 今日も、よい一日をお過ごしください。



華添へる花

2022/08/11 08:32:26

    おはようございます。
暑い一日のはじまりですが、朝から面白そうなバズニュースを耳にしました。
日清のカップヌードルのシーフードヌードル、お湯を入れて3分待つのですが、タイマー無しでもある方法で3分計れるというのです。
どんな方法かというと、「シーフードヌードル」と180回言うそうです。
何だか、食べるまでに疲れてしまうのでは?と笑ってしまいました。

    先日、予約をしたお店に向かうタクシーの窓から、街路樹が見えました。
真っ直ぐと緑のバリエーションで連なる木々を眺めていると、爽やかな気分になってきました。
蒸し暑さのなか不機嫌な顔で歩いている人々とは一線を画したような涼しげな景色でした。

 街路樹が何の木なのかは窓から見ているだけではわかりませんでしたが、主役が入れ替わりはするものの、四季を通じて私たちを楽しませてくれるのでしょう。
そんな中に、気になっていた木がありました。その木は、緑の木々の中にアクセントを添えるようにピンクの花を咲かせています。
ところどころに等間隔に咲く可愛らしい花が、目を楽しませてくれて、心も和ませてくれます。

 このピンクの花は、さるすべり。
漢字で「百日紅」と書きます。
約100日間、ピンクの花を咲かせるということが名前の由来です。
実際には一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるそうです。
「夏バテに 彩り添へる 百日紅」
街路樹に華添へる花、百日紅の愛らしいピンクを観ていると、夏バテどころか心弾む夏になるような気がしてきました。
心にも華を添へてくれるような花です。

 今日も、よい一日をお過ごしください。




スローな朝の風景

2022/08/10 06:57:13

  おはようございます。
いつもより一時間遅れのウォーキングに出かけました。
もう明るくなっていて、あたりの景色がよく見えます。いつものコースを歩いているのですが、一時間遅れただけでも、いろいろな違いがありました。そのことがとても新鮮で嬉しく感じられました。

 いつも聞こえてくるひぐらしの鳴き声の合間に、かすかにある鳥の声に気づきました。
木々の緑の葉先がうっすらと紅くなっていました。
また、久しぶりに出会う一時間後の方々からは、 「今日は遅いな!」「久しぶり!」「相変わらず元気やな!」等、挨拶以外の一言一言に、心も体も弾むように歩いていました。
そして、ジャスト6:00。
ボーン、ボーン、ボーンと朝のお寺の鐘。
その低く囁きかけるような音が胸にジーンと響き、心の中のドロドロとした思いが洗い流されていくようでした。

 一時間遅れの風景の中で、こんなに新しいものを見つけることができるなんてと思うと、自分を取り巻くものに素直に目を向けることが、いかに心を豊かなものにするかということを実感しました。
 遅れたことに少し気が咎めていましたが、こんな素敵な朝を迎えられるのであれば、たまにはスローなスタートもいいかもしれません。

 今日も、よい一日をお過ごしください。