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饗宴の秋

2023/10/14 06:58:46


おはようございます。
気候も味覚も、やっと秋を実感できるようになりました。
朝晩はかなり冷え込みますが、日中の日差しと風には秋らしさが感じられ、お弁当でも持って、どこかに出かけたくなります。

行楽の秋といいたいところですが、さしずめ私にとっては饗宴の秋となっています。
旬のお料理の数々を楽しめるのは役得です。
ところが最近思うのですが、地方に行けばまだまだ知らない食材や郷土料理がたくさんあります。そして、全国各地のものをお取り寄せして味わうことができますが、やっぱりご当地の雰囲気を感じながらいただくのが一番味わい深いです。

それと、会話の楽しさというのもお料理の隠し味になります。
仕事の話から抜け出して、季節の話から旬の食材へ、そして地方の郷土料理へ、さらに地方への珍道中の話。ゴルフの話あり、趣味の話あり、遊びの話あり、家族の話や学生の頃の話…。
当たり障りのない話題から、だんだんと会話の中で親しみが感じられるようになっていくことにワクワクしてきます。

人と人との出逢いは、本当に不思議なものだと思います。
大きなプロジェクトを任されて、プレッシャーを感じることもあります。
ですが、ひとつひとつのフェーズを慎重にクリアしていく過程で、また新たな人間関係が築けていたことに喜びがあります。
そんな素敵な繋がりを思いながら、饗宴の秋を楽しんでいます。

あったかお鍋の季節

2023/10/13 07:54:10


おはようございます。
残暑が和らいだと思ったら、いきなり11月中旬並みの気温となったりで、着る服にも迷います。
やっと長袖になったと思えば、いきなり上着が必要なんて、ゆっくりと秋を楽しんでいる暇もなさそうです。

テレビで、鍋だしの特集がありました。
そろそろお鍋の季節です。
いろいろな味の鍋だしが紹介されていました。
見たこともないもの、食べたことがない味のも等、とにかく種類が豊富なのには驚きました。
鍋だしの売り上げはかなりのものらしく、各社は商品開発にしのぎを削っているようです。
私は、ごくごくシンプルな味の方が好みです。

鍋は具材を用意してだしに入れる、それ一品だけで今夜のおかずになるから便利です。
鍋だしはわざわざ作らなくても、市販のものでもなかなかの美味しさです。
白菜やエノキも安いし、今は特にブリがたくさん出回っているので鍋にはお勧めだそうです。

我が家の鍋デビューは、鱧鍋です。
夏のあっさりとした鱧とは違い、秋の鱧は産卵後にまるまると太り脂がのって旨みがあります。
せっかくだから、松茸も入れちゃいましょう。
少し遅れましたが、「名残の鱧と走りの松茸」鍋で、季節の移り変わりを感じながら、過ぎ去った季節への懐かしさと、来るべき季節への期待をおおいに膨らませることにいたしましょう。

空に三つ廊下

2023/10/09 07:09:34


おはようございます。

お家を出れば空がある。
遠いところに空がある。
高いところに空がある。
一度行きたい空がある。
ああ、どこにでも空がある。

異常な残暑が一服し、風が心地よいです。
ようやく空気が澄んで、秋空の広さを感じられる季節になってきました。
諺に「空に三つ廊下」という言葉があります。
降ろうか、照ろうか、曇ろうか。
移ろいやすい空も、秋独特のものです。

気候も秋らしくなってくると、また松茸ごはんと秋刀魚が食べたくなってきました。
松茸コーナーには、アメリカ産の松茸が並んでいました。小ぶりのものが2つ入って、¥2,000ちょいでした。
その上段には、5本入りのものがありました。
5本入りの方が形が綺麗で大きさも揃っているのでどちらにしようかと迷っていたら、5本入りは国産松茸、5本で¥58,000でした。高い!

朝から秋刀魚を焼いて、松茸ご飯を炊きました。秋刀魚には大根おろしが必須。
大根半分をすりおろすのは、なかなかパワーのいる作業です。
ご飯が炊き上がって炊飯器の蓋を開けると、プーンと松茸らしい香りがしました。
また、スマートだった秋刀魚も、少しふっくらして美味しそうに焼き上がりました。
「やっと秋らしくなった」と実感できた瞬間でした。

我が家の旬の秋先取りメニューは、松茸ごはんと秋刀魚でした。そして、秋の訪れ実感メニューも松茸ごはんと秋刀魚。
深まる秋満喫メニューは、何になるのかと思いながら、今日から秋の服とブーツのデビューです。

2ヶ月だけの贅沢

2023/10/07 07:09:03


おはようございます。
いきなり秋が深まってきたようです。
上着がないと寒い思いをする時もあります。
慌てて服と靴の入れ替えをしました。
去年の秋冬にも来ていた服をとても懐かしく、そして新鮮に感じました。
シックにお洒落を楽しむ季節です。

と思っていると、電車内ビジョン広告に「カニを楽しむ季節です」というコンテンツが目に入りました。
そういえば、先日いただいたワタリガニも美味しかったなあと思い出していました。
お店では、身だけでなく味噌や卵も余すところなく取り出してくれます。
食べやすくしてから出てくるのが嬉しいです。

カニといえば、今が旬のセコガニ。
私はすごく好きです。
食べられるのは1年のうちわずか2ヶ月ほど。
特に内子の味わいがたまりません。
コクがあってまろやか、茹でるとほどよく歯応えがある食感、これが内子の醍醐味でしょう。
外子を食べない方もいらっしゃいますが、外子のプチプチした食感も何とも言えない味わいです。

オスのズワイガニの解禁日はまだ少し先ですが、来年の3月までが漁期となります。メスのセコガニは、資源保護のため12月末までの2ヶ月しか獲ることができません。
そういう意味では、活けや生のセコガニは、わずか2ヶ月しか味わえない贅沢な味覚といえるでしょう。
車内の液晶ビジョンを観ているだけでも、またセコガニが食べたくなってきました。

1,000円の壁

2023/10/06 07:04:08


おはようございます。
昨日は、締めのラーメンに行きました。
かなり久しぶりでしたが、お店の雰囲気もラーメンの値段もトッピングの種類も以前と変わらずでした。
高菜の油炒めのトッピングが一番のお気に入りです。たっぷり入れたら、やっぱり美味しかった!

「1,000円の壁」という言葉をニュースで耳にします。
ラーメンの値段のことです。
海外ではラーメンは3,000円ぐらいするのが当たり前のようですが、日本ではそうもいきません。
ラーメンは気軽に食べることができて、安いものだと思っているので、例えば1,200円なんてなると、ラーメンを食べに行くかどうか…。

材料費や燃料費の高騰や人件費のアップで、ラーメン店の閉店が多いそうです。
ラーメン代をアップしたらいいのでしょうが、「1,000円の壁」が行く手を阻みます。
1,000円札を出してお釣りがあるというのが、ラーメン一杯の値段の感覚だそうです。
この感覚からは抜けられそうにもありません。

私が行ったラーメン店は、変わらず700円。
味良し、値段良し、回転率良し、の三方良し。
ひっきりなしにお客さまが入って大繁盛。
これなら、「1,000円の壁」を越える必要はとりあえずはないのだろうなと思いました。
ですが、いつかはラーメンも、「1,000円の壁」を壊す時が来るのでしょうね。