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 拝啓 年の瀬もいよいよ押し迫って参りました。でも今日はクリスマスイブなので、お正月準備もちょっと小休止のようです。
クリスマスはいかが過ごされるのでしょうか。

街行く人たちは、みな楽しそうな笑顔です。
昨年はかなり寂しいクリスマスでしたから、「今年こそは!」という思いで、それぞれのクリスマスイブをenjoy されることでしょう。

せっかくのクリスマス、想い出に残るひとときをお過ごしください。
                    かしこ


「それぞれのクリスマスイブ」

 今日はクリスマスイブです。
12月に入ってからクリスマスモードで盛り上がっていましたが、イブの日は特にその熱気が最高潮に達しているように感じました。
 たまたま思いついて、ディナーの予約をしようとした友人は、どこもいっぱいで断られたらしく、遅れをとってしまったことをひどく嘆いていました。

 ホテルのロビーに行くと、まず目に入ったのは真っ白いクリスマスツリーでした。
あちこちでもう嫌というほど見ているはずなのですが、クリスマスイブに輝くツリーには何か特別な美しさがあるように思いました。
 アナトリウムロビーに響きわたるクリスマスキャロルの聖なる歌声に合わせるかのように、たくさんの金色のオーナメントがキラキラと光っています。
少し明るさをダウンした照明の演出効果もあり、ツリーの場所だけが神々しく光り輝いていました。

 「きよしこの夜、穢れなく清らかな今夜、星が光ります。silent night 。」
本来は厳かであるはずの聖夜には、賑やかで煌びやかなクリスマスディナーは、何だか似合わないような気もしてきました。
こんな夜には、パンにチーズにワインで静かに語り合うひとときがしっくりとくるようにも思います。
そう考えると、家族揃ってミサに行き自宅で過ごすという外国のクリスマスの方が、やはりクリスマスらしいように感じました。

 帰り際にふと振り返りツリーを見ると、夜の深まりとともに、愛と祝福でさらにその輝きを増しているようでした。
 その光のなかに、今日のそれぞれのクリスマスイブがありました。
 今度はいつ?と思っていましたが、お時間が取れて今日のイブの日にお逢いできたこと。それから可愛いケーキでお祝いできたこと。さらに夜景を眺めながら素敵なおもてなしをいただいたこと。
それぞれのクリスマスイブに感謝しています。

 サンタさんからとても素敵なプレゼントをもらった子どものように、クリスマスイブという特別なひとときに、心ときめいていました。
               by Ryo Shimizu





拝啓 今年も残すところあとわずかとなりました。
お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
 今日、12月22日は冬至です。
冬至とは、一年でもっとも昼が短く夜が長いころのことです。これから日が延びていくので、古代では冬至が一年のはじまりでした。

 冬至といえば、柚子湯です。
この習慣は、「冬至」と「湯治」の語呂合わせからともいわれますが、かつては一年のはじまりだった冬至に、柚子の香りや薬効で体を清めるという禊の意味があったといいます。

 冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気が起こらないという考えもありました。
また、柚子は実がなるまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにという願いも込められています。

 そして冬至のことを「一陽来復」といいます。
「一陽来復」には、「この日を境に日が長くなる」と捉え、「運気が上がっていく日」とする考え方もあります。
 
 ちょうど今は、年末ジャンボ宝くじが発売中です。
運気上昇の機にあやかって、購入しようと思います。
 柚子湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるそうですから、宝くじを握りしめてお風呂に入れば、もしかしたら「大当たり!」なんていうことがあるかもしれません。
今夜はぜひとも、柚子湯にいたしましょう。

 相変わらず寒い毎日が続きます。
お身体大切になさってください。
                    かしこ

ベージュ色の魔法

2021/12/18 19:08:09

 拝啓 寒風吹きすさむ師走の毎日です。
今朝は、山がうっすらと雪化粧をしていました。
お変わりありませんか。

 今年も、あと2週間足らずとなりました。
まずはクリスマス。それが終われば次週からはお正月の準備です。そう考えただけでも勝手に忙しくなってくるような感じがします。
 やり残しがないように、ひとつひとつを書き上げています。そんなことをしていると、また気持ちだけが先走りしてきました。
 だから、12月はやっぱり師走ですね。

 何かとご多用な毎日でしょうが、ご自愛ください。
                   かしこ


「ベージュ色の魔法」

 雪が降るかもしれないという予報どおり、朝からチラチラと粉雪が舞っていました。寒いはずです。
とうとう本格的な冬になったことを実感しました。

 そんな寒さにめげずに、何とか少しでも暖かくなるようにあれやこれやと工夫をしています。
 それらの工夫の中で、今更ながらに気づいたことがあります。暖かくしようと思うと、厚いものをたくさん着けるのではなく素材にもこだわらないといけないと。ですからシンプルですが素材重視でいくと、薄くても結構暖かくなることを身をもって知りました。
羊毛(wool)100%のタグの付いたセーターを手にするだけでも暖かな気分になります。

 また、もうひとつ暖かな工夫で気づいたことがあります。それは色です。
先日、珍しい色の車を見ました。それはベージュ色のレクサスでした。あまり目にしたことがないので、追いかけるように見てしまいました。
それが、何と不思議!何だか車の色のように気持ちが淡く柔らかく、そして心が温まるような気がしてきました。

 ベージュといえば漠然とこんな色というイメージはあるのですが、「ベージュってどんな色?」と改めて聞かれると、その答えは「肌色?」「茶色に白を混ぜたような色?」」黄色系?」とちょっと曖昧な感じです。
また、アイボリーやオフホワイト、クリーム色との微妙な違いがよくわからなくなる時もあります。

 ベージュとは、本来は染めていない羊毛で作られた毛織物のことだそうです。色の名前としてのベージュは、その織物の色のことを指すそうです。
ですから、ベージュ色は羊毛そのものの色です。
別の言い方をすれば、ウール100%色となるのでしょうか。温かい気持ちになるはずです。
 
 寒い日が続くなか、またベージュ色に出会えたら、心を温めてくれるでしょうか。

by Ryo Shimizu

かにカニExpensive

2021/12/17 19:43:30

拝啓 冬来たりなば春遠からじとは申せ、寒さがひとしお身に染みるこの頃でございます。
お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
 寒いのはあまり好きではないのですが、寒い時期ほど美味しいものがたくさんあるように思います。

 ちょうどカニのシーズン到来です。
JRの駅にも、かにツアー「かにカニExpress」のパンフレットが置いてありました。かに旅までは無理ですが、冬の味覚のかにをぜひとも味わいたいと思いました。
 気忙しい毎日かと存じますが、お体を大切になさってください。
                    かしこ

「かにカニExpensive」
 「今年はカニが不漁」という話をよく耳にします。
たまたまデパートの魚売り場の前を通った時に、ボイルをしたズワイガニが一杯¥60,000という話が耳に飛び込んできました。
衝撃的な高値に、思わず耳が引き寄せられるかのように、話の続きを聞いてしまいました。
安いものでも3〜4万はするらしいとのことでした。

 もともとズワイガニは高価な食材ですが、せっかくの冬の味覚です。だから、ちょっと頑張ってシーズンに一度は味わいたいと思っていたところです。
でも、今年は高値過ぎて、まさに高値の花です。
 カニの漁場である日本海や山陰沖でも、カニの記録的な不漁で販売価格は高騰しているそうです。
「カニのバブルのようだ」と。
 海水温の上昇などもその一因らしいです。

 そんなことをあれこれ考えている時に、「かにカニExpress」のパンフレットをまた見つけました。
高値の花になってしまった表紙のカニの写真を見ていると、「Express」がだんだんと「Expensive」に見えてきました。
「かにカニ特急」ではなく、「かにカニ高い」になってしまいました。
by Ryo Shimizu


情熱のビタミンカラー

2021/12/13 13:55:28

拝啓 残り1枚となったカレンダーを見つめ、改めて年末を実感しております。
時の流れは早いものです。
 初めて知りましたが、今日は「ビタミンの日」らしいです。
 「ビタミン」と聞くと、「綺麗になる」「元気がでる」「カラダにいい」というようないいこと尽くめのイメージしか思い浮かびません。
 今年もあとわずか。ビタミンのいい力をお借りして、よい一年だったと思えるようにしたいと思います。
 何かとご多用な毎日でございましょうが、ご自愛ください。
                   かしこ


「情熱のビタミンカラー」
 今日、12月13日はビタミンの日です。
 1910年の12月13日、オリザニン(現在のビタミンB1)を鈴木梅太郎博士が学会で発表したことにちなんで制定されたそうです。
 博士は米の研究中に、米ぬかに含まれている新しい栄養成分を取り出すことに成功しました。これを「オリザニン」と名づけ、未知の栄養素として発表しました。ビタミンの発見により、日本人を苦しめてきた脚気の患者が大幅に減ったそうです。

 今では栄養学が進み、脚気の原因はビタミンB1の欠乏症であることがわかりました。ですから、脚気の発症は減少しほとんどみられることはありません。
ただ、今でも使われている「三日坊主」という言葉ですが、これはもとは脚気から生まれた言葉であると考えられているそうです。

 ちょっと前置きが長すぎました。
 ところで、「ビタミンカラー」という言葉を見たり聞いたりしたことはありませんか?
 調べるまでもなく、「ビタミン」のイメージから、どんな色のことを指すのかご想像していただけるのではないでしょうか。
そう、ビタミン豊富な柑橘類に見られるような明るいビビットな色のことです。

 私は、黄色が好きです。
 レモンのような明るい黄色もいいですが、黄色の中の黄色、the yellow と呼ぶにふさわしい「ひまわり」の黄色が大好きです。
 スラリと真っ直ぐに伸びて、太陽の光をいっぱいにその中に抱くかのように花開いているひまわりを見ていると、色だけでなく、その凛とした立ち姿にも憧れます。
 花言葉の中には、「情熱」がありました。
 どんな時にも、ポジティブシンキングで情熱的な生き方をしたいなと思いました。

ひまわりのように…。ビタミンのように…。
              by Ryo Shimizu